日本製鉄は昨夜、USスチールを買収することで両社の間で合意し、来年4~9月に子会社化すると発表した。買収額は約2兆円の見通しで、実現すれば日米の鉄鋼大手同士の大型再編となる。橋本英二社長は今日オンラインで記者会見し「アメリカでの事業拡大が日本の成長力強化に繋がる」という姿勢を示し、二酸化炭素排出削減について「両社の技術の強みを持ち寄ることで加速できる」と述べた。アメリカの鉄鋼業界の労働組合「USW」が買収を非難する声明を出しており「一つ一つ丁寧に対話していきたい」と述べた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.