日銀が金融機関からお金を預かる当座預金の構造をマイナス金利前に戻す案を検討している。日銀は2016年に当座預金の一部にマイナス金利を課す仕組みを導入し、現在の日銀の当座預金は三層構造となっている。マイナス金利の解除後には大半の当座預金に金利を付けた昔の構造に戻すとの見方が広がっている。大手銀行は資金運用の見直しに着手しており、日銀当座預金の積み増しに動く方向。金融機関が日銀にお金を預けるほどペナルティとして利払いを課されてきた現在の構造は転換することになりそうだ。(日経電子版)
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