日銀のマイナス金利解除予想を受けた円高で、株価の上値を抑える中で、アメリカの半導体関連株が下落した。一方、半導体関連以外の物色が、相場全体を下支えしている。業種別では、石油・石炭製品が上昇率1位となった。下落率2位は海運業だった。DZHフィナンシャルリサーチの東野幸利さんは「コンテナ船業界の需給悪化リスクが株価に十分織り込まれていないことを主因に、海運業界の業界投資判断としてアンダーウェートを継続するとの見方が示されたことなどが要因となった」などと話した。
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