森田さんの経済視点は『緩和環境』。森田さんは「日銀がマイナス金利解除で緩和環境は続くと言っている。名目金利を上げても実質金利は大幅なマイナスが続くと言っている。株価は上昇、為替は円安方向に動くという反応。金利を上げてもリスク資産市場がまだまだ緩和的だと好感して上がるのは2000年代前半の米国や80年代の日本などでみられる。バブル的な要素も含んでいる。最後は中央銀行が本気で引き締めるということを言うまでこういうマーケットが続くということもある。マーケットが最後は背中を押していくような状況になる可能性もあるのでタイミングは難しいが、どこかで日銀が引き締めると宣言することも訪れるのではないかと思う」などと述べた。糸島さんの経済視点は『2つのグロース1成長株2旧マザーズ』。糸島さんは「グロースと言ってもイメージが違う。成長株という意味、旧マザーズ、小型株市場のグロース。反対語になるとプライムになる。グロースの言葉を分けて考えてもらえたら。半年先、1年先を見据えた円高に備える投資戦略という話をしたが、成長株は徐々に金利が上がっていく、円高になる方向でいくと買いにくい。旧マザーズは海外投資家に人気がない。流動性がないとか。逆に個人投資家にとってはチャンスだと思っている。円高メリットがある企業を買える。時間と業種分散もして迎えてもらえたら」などと述べた。