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「日銀」 のテレビ露出情報

テーマは「FRBの金融引き締め なぜ効かない?」で、鵜飼さんは「今回は過去と違うと思う。昨年の秋以降FRBは金融引き締めの効果をこれから強まると判断していたのに対し、IMFは米国では金融引き締めの効果は2023年中に4分の3で尽くしてこの程度であって、今後はそれほど効果は残らないと判断した。最近ではIMFに軍配が上がったように見える。FOMCの前回の議事要旨ではついにFOMCメンバーからも金融引き締めが思っていたほど抑制的ではないのではないかという議論が出てきた。金融引き締めが必要となる金融展開になっても通常と違い今回は家計も企業も借り入れが多すぎる状態に陥らないで財務は健全であったことが出発点。引き締めに入る前に異例の大規模緩和を行っている影響が残ったことが響いた。さらにその後、FRBが利下げの展望を市場に早く語りすぎ、引き締め効果を早々と弱めてしまった。最後に今回の景気インフレに中立的な自然利子率が上昇している可能性が高いために自然利子率との差ではかる引き締めの程度が想定されていたほど強くないという問題もある。今回の局面では住宅ローンの返済コストが高金利になっても増えていない過去にないことが起きている。可処分所得に対する返済の負担率が変わらないので、家計支出に抑制効果を弱めている。FRBは量的緩和を行い、長期金利のリスクに応じた上乗せ金利「タームプレミアム」を抑制したが、量的引き締め期に入っても保有再建をゆっくり減らしているので、タームプレミアムが依然として0%程度と低いままで実質金利を押し上げている。大規模緩和の影響が残っていることが引き締め効果を減災していることが分かる。インフレがやや鈍化してきて昨年11月ごろからFRB側が市場に次々と利下げ展望を刷り込んでしまったが、タイミングが早すぎた。FRBが開発したこれまでの金融環境のGDPの押し下げ効果をはかる指標「FCI-G」を見ると、直近ではほぼ0に近づき、資産価格が上昇し落ち下げ効果がほぼなくなっている。FRBは2020年以降目標を変更し、2%のインフレ目標に対しインフレ率を押し上げる方向に重点を置いたということで高いインフレへの初動が遅れたうえに、最大雇用に達しないときだけ考慮する方向へ転換したことが今回早めに緩和を示唆する政策に響いていると思う。「自然利子率」というのは貯蓄と投資がバランスしているところ、そして景気とインフレに中立的な実質金利。自然利子率が上昇していることがグラフで示唆されている。これは移民がここ数年で急増したことでアメリカの潜在成長率を押し上げるとか、人口の高齢化や財政赤字の拡大により貯蓄が食いつぶされていること。さらにデーリスキングによってインフレ圧力が高まりやすくなったり、景気グローバル化による新興国の過剰貯蓄の影響が削がれていることが反映されている。FRBが現在選択しているインフレが2%に収束する自身が強まるまで利下げしない姿勢が長引く可能性を示唆している。また大規模金融緩和の効果がすでに組み込まれている点は日銀がこれから引き締めを行う際の参考にもなる。日銀が日本でも企業がすでに社債を発行しコストを固定しているとか、日銀が保有国債をすぐに大幅には減らさないので長期金利のターンプレミアムがしばらくは抑制されたままになるといった米国との共通点も見られる。」などと述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月17日放送 14:00 - 14:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
日銀の中川順子審議委員は国内の経済・物価の見通しについてトランプ政権の関税政策が日本企業の輸出などに影響及ぼす可能性や変動・調整で経済への下押し圧力がさらに増幅の可能性などがあり見通しには高い不確実性があるとしている。今後の金融政策は不透明感がいっそう高まっている状況と考えているとした。

2025年4月17日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
プラチナNISAは投資で得られた一部利益を分配金として毎月受け取れる商品を選べるようにする制度で、運用利益に関わらず毎月一定金額を非課税で受け取れる。利益が出ない場合は元本を取り崩して分配金を支払うものも含まれている。利用者は65歳位上に限定し、現在保有するNISA口座の資産をそのまま移行することを1度だけ認める特別措置も検討しているという。背景には高齢世帯[…続きを読む]

2025年4月17日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
国内では3月と2024年度の貿易統計が発表される。海外ではECBの理事会が開かれ、ラガルド総裁が会見する。また、半導体関連で注目のTSMCやディスコが決算を発表する。

2025年4月17日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,けさの見出し 知りTIME
「小さい1万円札」を持つ男性。その1万円札が偽札なのではと疑い警察に鑑定してもらうことに。神奈川県警の科捜研で鑑定した結果は本物。専門家によると日本のお札は長い繊維を特殊な配合で作ったもの。ちぎれにくい反面縮むこともあるという。縮んだお札は自販機やATMなどで使えないこともあるそう。日本銀行は使用できなくなったお札は引き換えを行うとしている。

2025年4月17日放送 4:30 - 5:20 TBS
THE TIME’(気になるニュース)
通常のものより約3mm程度小さい1万円札が出回っている。警察が鑑定したところ本物の1万円札だといい、専門家は「日本のお札は長い繊維を特殊な配合で作っていて、ちぎれにくい反面水に濡れると縮むケースがある」など話した。こうした縮んだお札は自販機やATMで使用できない場合があるといい、日銀はこうしたお札について引き換えを行うとしている。

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