谷さんは「金利のある世界では、これまで試行停止状態にあった様々なものについて、向き合う必要が出てくると思います。現在生じている金利上昇が財政リスクへの警鐘という側面があるのだとすれば、これにどう向き合っていくか我々としても、日銀としても、試行錯誤が続くと思う」、村松さんは「今はもう解散はないんじゃないかというのが一般的には言われているが、こればっかりは分からないということ。これまで2000年以降の8回の衆院解散は解散の発表日から選挙結果日までに平均で5%株価上昇、その後3ヶ月後にはさらに6%上がっています。今回はそういうわけにはいかないのではないか。いわゆる円安の問題、政府と日銀の関係、米国の政権が変わった時へのパイプであるとかいろいろ不透明要因が大きい」などと話した。