きのう1986年以来となる1ドル=160円台後半をつけた外国為替市場の円相場はきょうも160円台の円安水準が続いている。日銀が金融政策の維持を続けている中、日本と米国の金利差が続いた状態が続き、円が売られやすくなっている。鈴木財務大臣は今朝高い緊張感を持っていると改めて市場をけん制した。ドル以外にも対ユーロでは1999年のユーロ創設以来の円安水準となるなど円一弱の状況だとの声も出ている。大台を超えて歴史的な円安水準に政府日銀による為替介入への警戒感も強まっていて、神経質な値動きが続きそう。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.