日銀の利上げを受け、大手銀行では三菱UFJと三井住友、みずほ、三井住友信託が普通預金の金利をこれまでの5倍となる0.1%に引き上げると発表した。りそなも近く引き上げを発表する方針。また変動型住宅ローン金利の基準になる短期プライムレートについても9月から引き上げる方針で、変動型の住宅ローン金利が上昇する可能性が出てきた。なお、外国為替市場現在の円相場は、1ドル149円台前半で推移している。そして日経平均株価は一時1100円以上値下がりし、円高が進んでいる。中室氏は「日銀が10月の経済状況をどのように判断するのかが今後を左右する重要なポイントになると思う。住宅ローンに関しては5年ルールがあるので、金利が上がったとしても今すぐにお金を借りている人の負担が増えるわけではない」などと話した。