日銀が3か月ごとに公表する資金循環統計によると、個人が保有する預金や株式などの金融資産はことし9月末の時点でおよそ2179兆円となり、過去最高となっていた前回3か月前と比べて1.5%減った。日経平均株価が過去最大の値下がりとなるなど、ことし8月の株価下落で株式や投資信託の残高が減ったほか、円高がいくぶん進んだことで外貨建ての資産が円換算で目減りしたことが要因だが、依然として高い水準が続いている。
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