マーケットリスクアドバイザリー・深谷幸司さんがスタジオで解説。ドル/円予想レンジは148.80円~150.10円とのこと。深谷さんは「アメリカの経済指標が弱めの数字が続いているため、今日は149円台中心で、150円の上値は重いのでは。」と話した。注目ポイントは「想定外の円高リスク」。円高の背景は、主として日銀の利上げ前倒し観測、利上げの着地水準が高止まったのではとの見方だという。アメリカと日本の長期金利差の動向がドル円相場を左右している状況とのこと。長い目で見るとギャップが修正され、ドル安円高に振れるリスクも疑ってみる必要があるのという。「ドル円相場直先スプレッド(3カ月)」と、「ドル円、IMM通貨先物投資筋の円ポジション」のグラフが紹介され、「これだけ不透明化感が強い中、緩やかなドル安円高を想定」「上下両方のリスクはあるが、下は年内140円割れが全くないと言い切れない状況。130円台になってしまう可能性もある。」との見解を示した。