日本銀行は、金融政策決定会合を開く。政策金利を現在の0.5%に据え置き現状維持とする見通し。日銀は、前回1月の会合で政策金利を0.25%から0.5%へと引き上げた。今回の会合では、利上げを受けた実体経済への影響を点検。春闘の第一回集計で平均賃上げ率が34年ぶりの高い水準となったことを受け、経済や物価への影響についても議論する見通し。しかし、日銀は前回利上げを行ったばかり。トランプ政権が関税政策を二転三転させ世界経済の先行きが不透明さを増している。そのため日銀は、海外情勢を見極める姿勢で、今回は政策金利を現状の0.5%に据え置く見通し。