日経平均株価はいよいよ6万円が視野に。ピクテ・ジャパンシニア・フェロー・市川眞一は「長期的な上昇局面にはあると思う。要因はいくつかある。人工知能も当然ある。日本固有の要因としては上場企業のコーポレートガバナンスの変化、日本経済がデフレからインフレに大きく転換したことがあると思う。消費者物価指数と日経平均株価を重ね合わせたものを見ると、デフレのときは基本的に売り上げは減っていく。その中で利益を伸ばそうとすれば他社のシェアを食う。そのためには値下げをしないといけないので、もっとデフレになる。コスト削減もあるが、これも縮小均衡。デフレ下で利益を上げるのは相当大変なことだったと思う。今はインフレになってきている。要因が円安だったとしても、海外展開している企業にしてみれば、円建てで見ると、それだけ売り上げも利益も膨らむ。内需型企業もようやく価格転嫁ができるようになってきた。そういう意味では、利益の成長に支えられた株価の上昇になってきているのではないか。短期的な行き過ぎや調整はあると思うが、日経平均6万円は1つの通過点。逆に考えれば、昨日、高市内閣が日銀審議委員の新たな人事案を発表したが、マーケットはリフレ策を含めたインフレの継続、円安の継続を読み込んでいるということではないか」などと解説した。
