個人が保有する金融資産は去年12月末の時点で2350兆円余りとなり、過去最高を更新した。株式などは341兆円余りで22.6%の増加、投資信託は165兆円余りで21.3%の増加だった。個人投資家を対象にしたNISAの普及が進む中、株価の上昇傾向で株式や投資信託の残高が増えたほか、長期金利の上昇を背景に個人向け国債の残高が上昇したことが要因。現金・預金は1139兆円余りで0.5%増えたが、資産全体に占める割合は48.5%で18年ぶりに50%を割り込んだ去年9月末時点から、さらに減少している。一方、負債の残高は405兆円余りで住宅ローンなど借り入れの増加を背景に、こちらも過去最高となった。
