イランでの戦争が起きる前の1月の日銀の決定会合の議事要旨が出た。既に次の利上げのステップにタイミングを逃さず進むべき、つまり利上げをすべきという声が出ている。もしこの戦争が起こって原油高でインフレが起こっているとすれば4月の会合でもう利上げに動くべきという流れになるのか、元日銀理事の清水季子は「物価高っていう意味ではそういうこともあり得るとは思うがやはり景気の下押しの影響など見極める必要があるので一般論的にはなかなか難しいかなと思う。ただ、議事要旨の中で特に注目したかったのは円安パススルーというような議論がされていて仮にこれが起こってくる場合はインフレを加速させるかもしれない。ヨーロッパでも原油価格のパススルーというのが非常に懸念されているように、仮にこういうものが進んだ場合はインフレについてより強く見ていく必要がある。つまりもう円安によって原材料高が起こってそれを企業は今、価格転嫁し始めてるのでもう遠慮なくやると。原油高になっても、その分も価格転嫁が起こる可能性はある。」とコメントした。また「実際、日本銀行の政策委員会は非常に率直な議論がされる。」と話していた。
