元タレント・中居正広氏の女性トラブルなど一連の問題を受け対応が続くフジテレビ。今日午後、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが定例の取締役会を開催。清水賢治氏がフジテレビの社長に就任してから取締役会が開かれるのは初めて。取締役会にはフジサンケイグループの代表を務め長きにわたり影響力を持つ日枝久相談役も出席した。取締役会を終え取材に応じたフジテレビ・清水賢治新社長は、第三者委員会の調査に協力した社員に対し不利益な対応を取らないことなど取締役会で決まったことを明かした。フジテレビ再生への決意を聞かせてほしいとの質問に清水賢治新社長は、今すぐできることは一つずつやっていかなければいけない、社外取締役がメンバーの経営刷新委員会を取締役会の直下に設置して低減をしていただく、また社内の次世代を担う若手を編成して再発防止・フジテレビ再生のプロジェクトチームを作ったと話した。日枝氏の出席や発言はとの質問には、取締役会には出席し発言はしたが内容詳細は控えさせて頂きますと回答。週刊文春が訂正したことへの見解はとの質問には、取締役会では厳しい意見が多かった、訴訟についてはあらゆる選択肢が検討されていると答えた。