SBIホールディングス会長兼社長の北尾吉孝氏がきのう会見を行った。北尾氏は2005年、ライブドア社による買収騒動の際にフジテレビ側のホワイトナイトになった。当時はニッポン放送が親会社でフジテレビが子会社という関係性で、このねじれ現象に目をつけたライブドア社がニッポン放送株約35%を取得。フジテレビの間接的支配を画策したが、この騒動に待ったをかけたのが北尾氏だった。加谷は北尾氏はSBIのトップであるためフジテレビのCEOという立場にはなれないとも話しているためあくまで社外役員であり、最終的に誰が舵取りを行なうかが焦点となるなどと話した。
フジは社内取締役に加えて社外取締役もいれることで生まれ変わろうとしたが、ダルトン・インベストメンツは社外取締役だけにするよう提案しているように見える。加谷はダルトン側としては社外役員候補は挙げたが最終的にフジの経営をどうするかは未定ということではないかなどと話した。きのうの会見で北尾氏は経営陣について、フジ側がダルトン側と協議して役員選任案を再提示すべきなどと話している。6月26日のフジ・メディアHDの株主総会での決着に向けてダルトンからの提案を受けて最初の提案からどう変わるかがポイントとなるが、この株主総会は3月末までの株の保有数で議決権が決まる。
フジは社内取締役に加えて社外取締役もいれることで生まれ変わろうとしたが、ダルトン・インベストメンツは社外取締役だけにするよう提案しているように見える。加谷はダルトン側としては社外役員候補は挙げたが最終的にフジの経営をどうするかは未定ということではないかなどと話した。きのうの会見で北尾氏は経営陣について、フジ側がダルトン側と協議して役員選任案を再提示すべきなどと話している。6月26日のフジ・メディアHDの株主総会での決着に向けてダルトンからの提案を受けて最初の提案からどう変わるかがポイントとなるが、この株主総会は3月末までの株の保有数で議決権が決まる。