きょう発表された日産自動車のグループ全体の中間決算。売り上げは前の年の同じ時期より1.3%減少。本業のもうけを示す営業利益が90.2%減って329億円、最終的な純利益が93.5%減って192億円となった。大幅な減益は、主力の米国市場で販売不振が続き、てこ入れのための販売費用が増えたことや、EV(電気自動車)シフトが続く中国市場でも販売が落ち込んだことなどが主な要因。このため会社は、経営の立て直しに向けて、再来年度までに世界で生産能力を20%削減し、従業員9000人を減らす方針を示した。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.