トランプ政権の関税措置が日本の自動車メーカーに与える影響について。トヨタは営業収益が4-6月期としては過去最高となった一方、営業利益は去年同時期より10.9%減少。最終利益も36.9%減少した。トヨタは今回の決算で営業利益が4500億円押し下げられたと説明している。年度では1兆4000億円になるとのこと。この他ホンダはほぼ半分の減益。日産とマツダも営業赤字となった。さらに今の自動車関税を15%に引き下げる時期が不明なことが状況を複雑にしている。今年度1年間の業績についてトヨタは2兆6600億円の最終利益を予想しているが、これは今月から年度末まで15%の税率が続くことを想定している。またホンダも来月から関税が15%に下がると想定して今年度の最終利益を4200億円と予想している。