日米安全保障条約に対し不満を述べたアメリカのトランプ大統領。大統領1期目の6年前にも「もし誰かが日本を攻撃したら、私たちは戦闘状態に入る。アメリカが攻撃を受けても日本には戦う義務がない。不公平だ」と述べていた。今回のトランプ大統領の発言に石破茂総理大臣は「一方的にアメリカが日本を守り日本が一方的に守てもらっている、そういう関係だけではない」と述べた。日本の安全保障を巡ってはトランプ政権内部からも。アメリカ国防総省ナンバースリーの国防次官に指名されたコルビー氏は、日本が防衛費をGDPの3%に引き上げるよう求めた。日本は2027年度に防衛費と関連する経費を合わせてGDPの2%に達するよう取り組んでいるが、更なる増加を求められた形になる。石破総理は、「日本の防衛費は日本が決めるもの」と述べた。