日経平均株価はアメリカの長期金利上昇や先端半導体の対中輸出強化の影響からハイテク株を中心に80円ほど下落しているが、その後はハイテク株や資源株が買われるなどしている。中国では経済統計が予想を上回る中で下値は支えられている。専門家の和島英樹氏はアメリカは小売売上高が予想を上回り堅調となっているものの、この影響で金利が上がるなど積極的に出られない状況となっていると紹介。半導体の輸出規制がさらに強化されることでナスダックは下落してしまっている。エヌビディアが大幅下落する一方で取引先のアドバンテストは比較的下げ渋る状況となっている。また、銀行株はハイテク株が下げ渋ったことで対照的に伸び悩むという見方もある。