1月始めの日経平均株価は3万3288円で、今日の終値は3万6158円と約1か月で3000円程上昇している。株価好調の要因の1つに挙げられるのが「2K1N」で、2Kは海外マネーと企業業績の改善。1NはNISAとのこと。海外投資家による日本株の買い越し状態が4週連続で続いており、背景には決算が好調な銘柄への買いの集中がみられるとのこと。そして新NISAを通じた株式市場への資金流入も相場を支える材料になっているとの見方がある。今後の行方を占うのは米中の景気で、アメリカの利下げのタイミングと不動産不況に喘ぐ中国経済の先行き不安が懸念されている。日本企業にとってはいかに収益力を高めて業績を広げ、高い支持を集め続けられるかが焦点となってくる。