円安による業績の押し上げを見込まない企業が相次いでいる。日経平均株価採用銘柄のうち営業利益への為替影響額を開示した52社を集計すると2025年3月期の為替影響が合計およそ3000億円の減益要因になると見込む。利益を約2兆円押し上げた前の期から一転し業績の重荷となる。為替相場の乱高下を警戒して想定レートを平均1ドル=約144円と実勢よりも円高を予想しているため。相場次第では上振れする可能性もある。(日経電子版)
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.