日経平均株価はきょう一時1100円以上下落し、およそ1か月ぶりに3万5000円台をつける場面があった。米国の景気後退への懸念や為替変動が影響し不安定な相場が続いている。先週末、公表された8月の雇用統計は市場予想を下回った。今週も重要な経済指標、消費者物価指数の発表を控えている。そして注目されるのが、金融政策が決まる来週のFOMC(連邦公開市場委員会)。景気を下支えするためパウエル議長は利下げをほぼ予告していて円高に傾きやすい状況にある。東京・港区・マネーパートナーズの映像。トヨタ自動車、円安に言及。大和証券・日本株チーフストラテジスト・坪井裕豪氏は「追加的利下げが必要とする方針が示された場合、景気への警戒が強まっていくかもしれない」とコメント。