今日の日経平均株価は14日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したことや、米国経済の強さを背景にした円安で日本の輸出関連企業などの好業績への期待から600円以上値上がりした。4万円台を回復するのは7月19日以来で、午前の終値は先週末より626円高い4万232円だった。株式市場では衆議院の解散から投開票日まで日経平均株価が上昇する傾向にあり「選挙は買い」という経験則がある。ただ、結果次第で選挙が最大の不安材料になるという声もある。今後、4万円台を維持できるのかが焦点となる中、市場関係者らは楽観視せず選挙の行く末を注意深く見つめている。