圷さんの日経平均予想レンジは、38400~38500円。圷さんは「円はきのう大幅安した反動もあり、反発の場面もあると考えていますが、週末の衆院選を控え、様子見姿勢が強い展開を見込んでいます。投資家から、今後の相場のけん引役は、内需業種か外需業種かという質問をよくいただきます。内需業種・外需業種の相対価格とドル円レートを比較すると、まず内需業種が先行されやすい傾向にあります。海外投資家の売買とドル円レートを見比べると、中間決算発表後に一部選好される外需業種も出てくるのではないかと考えます。目先は衆院選、米国大統領選と不確実なことが重しとなっていますが、どのような結果でも急激な円高につながる要素は乏しいです。短期的に相場が振れた後は、内需、外需ともに業績拡大に沿って上昇する展開を考えています」などと話した。