東京証券取引所から中継。今日の東京株式市場は取引が始まる直前に、トランプ次期大統領が関税を課す宣言をしたことで、取引が進むにつれ売り注文が増える展開となった。メキシコに生産拠点のある自動車、商社、海運関連の銘柄が売られ。日経平均株価の下落幅は一時700円を超えた。その後買い戻しの動きも出て午前の終値は519円の値下がりとなった。市場関係者は、関税強化の動きが日本を含め他の国にも広がるのではないかと懸念しているとのこと。かつての米中貿易摩擦で日本企業が揺さぶられたこともあり、投資家の警戒感はこの後も続くだろうと話した。