トランプ大統領の就任当初、3万9027円だった日経平均株価は、2月末には、EUへの関税や中国への追加関税に関する発言が相次ぎ、一時1000円以上値を下げた。先月下旬にも、自動車関税への警戒感から1500円以上の下げ幅を記録した。きのうの終値は、3万5725円で、就任当初から約3300円下落したことになる。アメリカ・ニューヨーク市場のダウ平均株価も、トランプ大統領の就任当初は4万4025ドルだったが、2000ドルあまり下落している。トランプ関税の詳細が発表され、午前6時時点の日経平均先物は、3万4830円で、前日の終値から900円以上急落している。