きょうの株価について小川氏が解説。日経平均の予想レンジは44500円~44900円。小川氏は「昨晩のアメリカの政府閉鎖の影響が限定的だったため安心感に繋がる。国内では自民党の総裁選が週末に控え様子見モードが強まりやすい。」などと分析。注目ポイントは日本株を取り巻く「2つのサイクル」。小川氏は「株式市場は4つの局面がある。金融緩和環境における金融相場から始まり、企業の業績がシビアに評価される業績相場。金融引き締め環境における逆金融相場。引き締めによって景気などが悪化する逆業績相場となる。今の市場は高金利環境で景気などが減速する逆業績相場だったが、FRBが利下げを再開したことで金融相場に入ってきている。2026年は世界景気の回復が見込まれていて、日本企業の業績も27年の3月期には再び拡大することが予想される。国内上場する主なテーマ型ETFの四半期ごとのパフォーマンスを見ると、各テーマが休みながら上昇している事が分かる。今の日本株は健全な循環物色の流れによって全体が底上げされており、サイクルが継続していけば長期的に日経平均が5万円台になる可能性もある。」などと指摘した。