奈良の観光の目玉として期待されているのが来月開業するラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」。監視場を中心に複数の塔が放射線状に配置された「旧奈良監獄」。明治政府によって計画された5大監獄のうち、唯一現存する建築物。重要文化財である旧監獄をホテルに活用するのは国内初。運営を手掛けるのは星野リゾート。施設はホテルとミュージアムが一体となった構成。先月、一足先に併設する「奈良監獄ミュージアム」がオープンし、多くの人が訪れた。ミュージアム部分のテーマは「美しき監獄からの問いかけ」。一部は保存エリアとなっていて、刑務所の様子が残されている。ホテルでは48室全てがスイートルームとして生まれ変わり、リビング、ダイニング、寝室などスペースが分けられている。1泊14万7000からで生き方の本質を見つめ直す施設を目指している。国内と海外、幅広い層をターゲットにしている。奈良の去年の延べ宿泊者数は約316万人。日帰り中心で滞在時間が短いことが課題となっている。
住所: 奈良県奈良市般若寺町18
