利き腕を負傷しながらオリンピックで活躍した卓球の早田ひな選手が、帰国会見で語った行きたい場所が話題になっている。鹿児島・南九州市にある知覧特攻平和会館では太平洋戦争中、爆弾を積んだ航空機で敵の軍艦に突っ込んでいった1036人の特攻隊員の遺影や遺品家族などに宛てた手紙などが展示されている。「生きていること、自分が卓球を当たり前にできていることは当たり前じゃないと感じたいなと思い行ってみたい」とコメント。この言葉を受け知覧特攻平和会館は「多くの皆様に当会館のことを知っていただく機会をいただき大変ありがたく感じております」とコメント。一方、団体戦を共に戦った4人目の選手への感謝のメッセージも話題に。補欠としてパリに同行した木原美悠選手に向けてSNSに投稿した。東京オリンピックでは早田選手も補欠。万一欠場するチームメートが出た時の準備をしながらボール拾いなどをしたりスタンドから声援を送ることでチームをサポートしていた。