2万年前から5万年前の旧石器時代のものとみられる人骨の化石が50年以上行方不明となっていたが先月東京都内で見つかった。もともと1969年に鳥取県境港市で発見され、この地域の昔の地名から「夜見ヶ浜人」と名付けられた。人骨は早稲田大学で鑑定され再鑑定するため東京大学に送られると、その後行方不明になった。このことを知った地元の郷土史家の男性が18年前から行方を捜索。すると先月中旬早稲田大学で見つかった。この人骨が旧石器時代のものと鑑定されれば歴史的な発見となる可能性があるという。現在早稲田大学の考古学研究所が今後の取り扱いについて検討中だという。