早稲田大学卓球部の舟山真弘さんは4歳の頃、右腕に骨肉腫が見つかる。肩関節と上腕骨を切除し腓骨を移植。右腕は残せたが人とぶつかると骨折の危険も。そんな中、小学2年生の家族旅行で卓球と出会う。小学5年生で本格的に卓球を始めると障害のない人を相手に高校では全国大会に出場。さらにパラ卓球の日本代表に選ばれる。しかし海外の一流選手にはかなわないこともあり初めての挫折だった。先輩に思いを打ち明けると「違う視点で物事を見ることも大事なんじゃないか」と言われ自分のやり方を模索する。パリパラリンピックでは5位に入賞した。