最近は宅配便の受け取りなどにも利用されているロッカーで、食品ロスを減らそうという取り組みが進んでいる。都内の駅の構内に設置された冷蔵ロッカーでは、パンの詰め合わせを受け取ることができる。通常1300円ほどのものが、ロッカーの使用料込みで1100円で販売されている。鉄道会社や食品ロスを減らすアプリの運営会社、ロッカーの会社が始めたサービスで、パンの販売店やレストランなど現在8店舗が対象。利用者がアプリで商品と受け取る駅と時間を選択すると、消費期限前の商品がロッカーに届けられる仕組み。注文情報が店に届くと、配達員が店から食品をピックアップ。指定された時間までに駅のロッカーに届ける。サービスは東京、埼玉の19の駅で利用可能。鉄道会社は今後さらに利用できるロッカーを増やしていきたいとしている。
自治体が主導して、ロッカーを使った食品ロスの削減に取り組んでいるのが横浜市。ことしから駅やスポーツ施設に設置したロッカーで、市内の店舗で売れ残ったパンを販売する取り組みを始めた。横浜市神奈川区にあるアイススケート場のロッカーでは、消費期限内のパンが朝と夕方に入荷して24時間、2割引きほどで購入できる。現在、3か所でロッカーが稼働している。市はさらに、ロッカーを設置してくれる施設を一般から募集。病院など5か所で具体的な検討が進んでいる。
自治体が主導して、ロッカーを使った食品ロスの削減に取り組んでいるのが横浜市。ことしから駅やスポーツ施設に設置したロッカーで、市内の店舗で売れ残ったパンを販売する取り組みを始めた。横浜市神奈川区にあるアイススケート場のロッカーでは、消費期限内のパンが朝と夕方に入荷して24時間、2割引きほどで購入できる。現在、3か所でロッカーが稼働している。市はさらに、ロッカーを設置してくれる施設を一般から募集。病院など5か所で具体的な検討が進んでいる。