3年前、北海道旭川市でいじめを受けた中学2年の女子生徒が公園で凍死した問題で、市はいじめと自殺の因果関係を認めた再調査委員会の報告書を公表した。報告書では当初、第三者委員会で認められなかった「女子生徒の特徴的な行動を真似て笑う」などの行為を含む7件をいじめと認定した。また、クラス内のいじめで居場所を失った女子生徒が、外とつながりを求める中で更にいじめを受ける内容などが明かされた。そのうえで第三者委員会が認定を避けたいじめと自殺の因果関係に関しては「いじめ被害が自殺の主要な原因であった可能性は高い」と指摘した。