お値段当てまSHOW!のコーナー。今回のお取り寄せ商品は「幻の伊勢海老」である。漁でとることがほぼ不可能な超希少な脱皮直後の伊勢海老を使用。殻が柔らかいのが特徴で通常の伊勢海老は殻を食べることはできないが、幻の伊勢海老は可食部100%と全て食べることが出来、プリプリした身の甘み・濃厚な味噌・殻の香ばしさの全てを堪能できる一品である。幻の伊勢海老を専門に販売しているのは、千葉・旭市にある「幻屋」。伊勢海老の全てを味わい尽くせる贅沢な一品となっている。千葉県は日本有数の伊勢海老の産地で伊勢海老のすみかの岩場が多くあり、エサも豊富で上質な伊勢海老に育つという。天然の伊勢海老を漁師から直接買い付けており脱皮前のものだけを選び、脱皮の兆候が現れるまで生け簀で飼育している。店主の五木田祐一さんは幻の伊勢海老を育てて約30年。若い頃から海の生き物が好きで、趣味で伊勢海老を飼育していた。ある日、脱皮する伊勢海老を目撃しカニのソフトシェルのように、脱皮後の伊勢海老も美味しいのではないかと実際に食べたところ、その美味しさに感動したという。長年の研究の末、遂に商品化に至ったとのこと。育てる上で重要なのは、脱皮の兆候。体の側面にある茶色の線が兆候のサインの1つで殻にヒビが入り、数日以内に脱皮が始まるという。伊勢海老が脱皮するのは1年に1〜2回。7〜8分かけて脱皮する。触覚も含め、全て新しい殻になる。オススメの調理法は殻の風味がたまらないから揚げで、塩コショウで味付けし、片栗粉をまぶして丸ごと揚げて完成する。正しく美味である。