夏の食べ物の印象が強い「うなぎ」だが、うなぎが美味しくなるのは今の時期で、最も脂がのって美味しさの旬を迎えている。東京・目黒不動前にあるうなぎ専門店には焼きたてのうなぎを心待ちにする行列ができていた。鹿児島県産のうなぎを丁寧に焼き上げ、長年受け継げられたタレにくぐらせて絶品のうな重に仕上げる。茨城県のうなぎ専門店でも宮崎県産のうなぎを160年受け継がれた秘伝のタレにくぐらせ、舌がとろけそうなうな重になった。水温が下がり始めると冬眠することがあるうなぎは、この時期に栄養をため込み脂がのるため最も美味しいと言われている。