大幅な賃上げ表明が相次いでいて、10%の賃上げを行う企業もでている。生命保険大手の明治安田生命は内勤職員と営業職員あわせて約4万7000人を対象に平均5%の賃上げを実施する方針を固めた。入社5年以内の若手の内勤職員については、平均8%以上の賃上げとなる。また、住宅メーカーの大和ハウス工業は今年4月から正社員約1万6000人に対し、月額9万2945円のベースアップ、年収ベースで平均10%の賃上げを行うと発表した。これに伴い、新入社員の初任給も10万円引き上げて35万円にする。社員が安心して能力を発揮できるよう環境を整え、人材の確保につなげたい考え。