グミはかたい食感からやわらかい食感まで、いったいどのように生み出しているのか。やってきたのは日本のグミづくりのパイオニア「明治」の研究開発施設。ここで日々新作グミの商品開発をしているそうだが、食感の研究のために独自に開発したオリジナルマシン「オーラルマップス」があるという。この機械はまるで人間か噛むように動くマシン。歯ですりつぶすように左右に回転しながら動く。しかも2つのチューブから人工唾液も出てくる。これまで曖昧だったかみごたえの数値化に成功したことで、ジューシーさが売りの「果汁グミ」は少し柔らかめで「レベル2」、かみごたえを重視した「コーラアップ」は「レベル5」というベストな食感を開発することができた。
