4大会連続出場となった石川・星稜。2回戦で優勝経験のある四日市中央工を撃破。しかし3回戦の前日、能登半島地震が発生。多くの家屋が倒壊し応援団のバスも出発も断念した。その状況をしり立ち上がったのが日大藤沢の選手たちだった。スタジアムに駆けつけ黄色い袋で星稜カラーのユニフォーム作った。対戦相手の市立船橋も350個の応援用メガホンなどを提供、石川県に向けたメッセージボードも作った。監督の河合伸幸はロッカールームで「市立船橋も応援してくれてるしmみんなサッカーファミリーって感じ。対市立船橋っていう構図よりも。この1試合をみんなで楽しんでやる。思い切ったプレーを出して下さい」などと激を飛ばした。試合は4-1で星稜は負けてしまった。