小学生から高校生までの交通事故が4月から6月にかけて増加する傾向にあることが警察庁のまとめで分かった。通学に慣れるにしたがって注意力が低下するのではないかと分析していて春の入学シーズンにあわせて注意を呼びかけることにしている。警察庁が去年までの5年間に歩行中の小学生が死亡したり重傷を負ったりした事故について分析したところ月別の死亡重傷者の数は1月から3月にかけては合わせて396人だったのに対して4月から6月にかけては合わせて508人に上った。このうち小学生1830人の事故に法令違反がなかったか調べたところ「違反なし」が40.9%と最も多く、「飛び出し」が33.5%、「横断違反」が16.9%、「信号無視」が3.2%だった。また自転車に乗った小学生や中学生、それに高校生の死亡重傷事故の分析では6月が合わせて582人と最も多く歩行中と同じく春から夏にかけて増加傾向が続くということだ。警察庁は春から通学を始めた子どもが慣れるにしたがって注意力が低下するためではないかと分析していて来月から始まる春の全国交通安全運動の期間中、子どもをはじめとする歩行者の安全確保や交通ルールの順守を重点的に呼びかけていくことにしている。