TVでた蔵トップ>> キーワード

「春闘」 のテレビ露出情報

大手企業では高い水準の賃上げが続いているが、今後の焦点は、その流れが日本の企業の7割を占める中小企業に波及するかどうか。いま現場で何が起きているのか。茨城・神栖の従業員約100人の運送会社の労使交渉に密着。今月3日、ことしの労使交渉に向けて組合員が集まった。過去2年の春闘での賃上げは、いずれも月額1万円以上の要求に対し、1000円余だった。交渉を担う組合側・田谷年孝書記長、松崎洋執行委員長。ことしは月額1万5500円を要求することを決めた。連合が中小企業に示す6%以上の目標に足並みをそろえたものだ。
組合側・田谷年孝書記長、松崎洋執行委員長が、要求書の提出に向かったが、経営側・信田直人取締役は「厳しいところもある」、渡邉良本社営業所長は「朝むだに(エンジンを)かけている。そういったことを改善してくれないと」と語った。経営側は、満額回答は難しいと感じていた。会社が抱える事情。今年度、取り引き先への価格転嫁の交渉に取り組み、27年ぶりに運賃など全体で1割ほどの値上げを実現。しかし燃料費などのコストが、ここ数年で3割ほど増加。今回は、国の最低賃金の大幅な引き上げの影響も。時給換算の基本給が最低賃金に近づいてしまったため、去年春闘とは別に基本給を2万円上げた。この状況で大幅な賃上げは難しいという。要求の3日後、経営側からの引き上げ案が示された。その額は2000円。月額基本給の1%にとどまるものだった。組合員の中には、交渉の行方を切実な思いで見守っている人がいる。3人の子育て中の黒津健太さん。お米など、食費の高騰が家計を圧迫しているという。
最終的な賃上げはどうなるのか。きのう運送会社・小林正社長も出席して始まった交渉。小林社長は「運転手の不足、労働時間の制約、ことし正念場を迎えるのではないか」と述べた。経営側・信田直人取締役は「ベースアップ平均2.5%、5000円でいかがか」と述べた。組合側・松崎洋執行委員長は「もう少し上乗せしてもらいたいが、会社の事情もある」と述べた。今回妥結した月額5000円の引き上げ。組合結成以来、最大の額となった。賃上げの鍵といわれる価格転嫁を実現しつつも、なお厳しい事情というのが見えた。中小企業の賃上げを巡っては、先ほど行われた政労使会議で、石破首相は「政策を総動員し、適正な価格転嫁や生産性の向上などに取り組む考え」を示した。多くの中小企業の交渉は、これから本格化する。社会全体に賃上げを定着できるのか、まさに正念場を迎える。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月9日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
石破首相が自民党幹部と会談。経済成長と賃上げを参院選公約の1番目に位置づけ、2040年に名目GDPを1000兆円にし、国民の平均所得を5割以上上昇させることを掲げるよう指示した。トランプ政権の関税措置を受け、森山幹事長は与野党の党首会談を今週中に行う方向で調整を進める。

2025年6月9日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
石破首相が自民党幹部と会談。経済成長と賃上げを参院選公約の1番目に位置づけ、2040年に名目GDPを1000兆円にし、国民の平均所得を5割以上上昇させることを掲げるよう指示した。トランプ政権の関税措置を受け、森山幹事長は与野党の党首会談を今週中に行う方向で調整を進める。

2025年6月2日放送 13:00 - 14:15 NHK総合
国会中継参議院予算委員会質疑
日本共産党の小池晃氏は、備蓄米放出について、農林水産省の対応が後手後手になっていたことや需要と供給のバランスが崩れていることを指摘し、防衛予算が農林水産予算を上回っていることから、農林水産予算を増やすことを主張した。また、賃上げについて、徳島県の賃上げ・生産性向上支援事業を挙げ、中小企業への直接支援を求めている。赤澤経済再生担当大臣は「直接支援というのは議論[…続きを読む]

2025年5月23日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはBiz
ことしの春闘での大手企業の賃上げ率は5.38%となり、2年連続で5%台となった。

2025年5月23日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
経団連はきのう、2025年春闘の第1回集計結果を公表した。定期昇給とベースアップを合わせた大手企業の月給の賃上げ率は5.38%となり、前年を0.20ポイント下回ったものの、2年連続で5%を超える高水準となった。人材確保や定着につなげるため、多くの企業が積極的な賃上げに動いた格好。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.