ことしの春闘の賃上げ率は5.28%で、5%超えは33年ぶりの高水準。ことしの春闘は5%以上の賃上げが目標で、大手企業を中心に満額回答が相次ぎ目標を上回った。しかし、賃金の上昇が物価の上昇に追いついていない。高水準の賃上げの実現の場合秋ぐらいに実質賃金がプラスに転じる可能性がある。賃上げ率は大手企業が5.30%に対し中小企業は4.42%と0.88ポイント差ある。去年は0.36ポイント差で企業規模別格差が広がっている。中小企業の約3割が賃上げの予定なしで、理由の7割が原資がない。
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