- 出演者
- 堤礼実 上中勇樹 鈴木智子 馬渕磨理子 宮本真綾
オープニング映像。
堤は、オープニングの挨拶をして、働くみなさんの一日の終りにあすのプラスアルファにつながるニュースを伝えるなどと話した。
米国大統領選挙で現地メディアは共和党のドナルドトランプ前大統領が当選を確実にしたと報じた。日本時間午後4時半前、トランプ氏は会場に現れ、勝利宣言を行った。米国初の女性大統領を狙うハリス氏と返り咲きを狙うトランプ氏が激戦を繰り広げた大統領選挙。トランプ氏はテキサス州やフロリダ州の大票田に加え、激戦州のノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ジョージア州などで次々と勝利。米国地図は共和党のシンボルカラー赤色で染められ、米国メディア各国はトランプ氏の当選確実を報じた。トランプ氏はメラニア夫人やチームトランプの面々を引き連れて登場し、次期大統領としての意気込みを語った。ウクライナ・ゼレンスキー大統領はSNSに「見事な勝利を祝福します」と投稿し、ロシアの軍事侵攻に対するウクライナ支援について「米国における超党派の強力な支援が継続されることを期待している」と述べた。またイスラエル・ネタニヤフ首相は「歴史的最高の復帰でイスラエルと米国の偉大な同盟関係への力強い再認識になる」とコメントを発表した。石破首相は「今後関係を密にしながら日米同盟、日米関係を更なる高みに引き上げたい」と強調。その上で「今後トランプ氏と接点を早急に持つべく努力する」と述べた。
日経平均株価は、午後に入り、3万9000円台半ばをつけ、上げ幅は一時1100円を超えた。アメリカ市場の株高の流れを引き継ぐなか、激戦州でトランプ氏が優勢と伝わると、買いが一気に広がった。大きな要因は円安の進行。トランプ氏の減税路線などがドル高につながるとの見方から、円相場ではドル買い円売りが進み、一時1ドル154円台と約3ヶ月ぶりの円安水準をつけた。
トランプ氏は、ドル安を進めるべきだと発言している。一方で、中国などとの貿易の関税を引き上げればアメリカ国内での輸入品の値段が上がり、移民の流入を制限する政策は国内の労働力を低下させる。企業側のサービスやモノを提供する量が追いつかなければものの値段は上がりやすくなる。トランプ氏の個別具体の政策には整合性がないという。トランプ氏の法人税などの引き下げ案が実現すれば、株高になりやすい。高い金利に引き寄せられて、アメリカに海外から多くの資金を呼び込む可能性がある。短期的にはアメリカ経済にとってプラスの側面があるかもしれないが、トランプ前政権下の2018年には、米中関係が激化し、株価が軟調、上値が重かったこともある。金利の再浮上は、アメリカ経済のソフトランディングの時期を遅らせるリスクがある。トヨタは、以前から北米に工場を置いて、関税の影響を回避するように動いてきたが、メキシコに拠点がある点は、影響を慎重に見極める必要がある。日本の半導体企業のなかには、中国向けが5割を占める企業もあり、戦略の転換が求められる可能性が出てきている。日本政府は、トランプ氏とうまく渡り合い、アジアの秩序を守る立場を貫く必要があるという。
自民党は税制調査会の会合を開き、議論を始めた。年収が103万円を超えると所得税がかかり始める「年収の壁」の見直しが最大の論点。国民民主党は、基礎控除などを引き上げて178万円にするよう主張しているが、7.6兆円分の税金の減収が見込まれるとの指摘がある。自民・税制調査会・宮沢会長のコメント「玉木代表も、引き上げ幅についてこだわるわけではないという話もされているようだ。予断を持たずにいろいろと意見交換をしなければいけない」とした。これに対し国民民主党・玉木代表は「譲る気はない」と強調した。
今日から10日まで東京ミッドタウン日比谷に「SUNTORY ドリンクスマイル BAR」が登場。適正飲酒について理解を深めながらお酒を楽しめる。飲めるのは1人1杯のみで、お酒と共に水とノンアルコール飲料も提供する。メニューにはドリンクに含まれる純アルコールの量も書かれていて、自分に合ったドリンクを選ぶことができる。サントリーは今日、「ドリンクスマイル」という適正飲酒とお酒の魅力を伝える活動を新たに始めると発表。企業や大学・自治体向けに飲酒の知識を伝えるセミナーを開催する他、VRでウイスキー蒸留所の見学ができる体験コンテンツも提供する。今年2月、厚生労働省が飲酒の量による健康リスクなどを示したガイドラインを国として初めて公表するなど、近年適正飲酒の必要性が指摘されている。1986年から適正飲酒の大切さを訴えてきたサントリー。正しい量で長くお酒を楽しんでもらうために酒類メーカーの取り組みは広がっている。
サントリーが行う適正飲酒の啓発活動について。鈴木氏は「消費者に対して正しい飲酒の知識を伝える取り組みが世界中で広がっている」などと話した。お酒は人類が培ってきた文化でもあり、この文化を未来に伝えていくために適正な飲み方を広めていくことが重要だという。またメーカー側のメリットとして鈴木氏は「適正飲酒の普及によってより長い期間お酒を楽しむことが可能になり、これは顧客生涯価値の観点からも企業と顧客の双方にとって有益であると考えられる」などと話した。
日本維新の会は衆院選で公示前より6議席を減らしたことを受け、代表選挙を実施すると決めた。維新は今日国会議員や地方議員らの電子投票を行い、約9割が代表選実施に賛成した。これに先立ち馬場代表も「代表選を行うべきだ」と述べている。代表選挙は今月17日に告示され、来月1日に投開票される予定。代表選について馬場代表は先ほど「出馬しない」と表明した。
原子力規制委員会は定例会合を開き、青森・むつ市にある原発の使用済み核燃料を一時的に保管する「中間貯蔵施設」について、操業前の検査が適切だったことを認定する決定をした。これを受け「使用前確認証」が交付され、国内初となる中間貯蔵施設の操業が始まった。
流通やサービス業などの労働組合で構成する「UAゼンセン」は、来年の春闘での賃上げについて正社員は今年と同じ6%を基準に要求する方針を発表した。一方組合員の6割を占めるパート従業員については正社員を上回る7%を目安に要求する方針。来年1月に開かれる中央委員会で会社側への要求を決定することにしている。
ドジャース・大谷翔平がワールドシリーズで亜脱臼した左肩の手術に成功。来年2月から始まるキャンプに参加予定。
ドジャースが4年ぶりにワールドシリーズを制し世界一に輝いた日からわずか6日後。メジャーGMミーティングが行われた。今年一番の目玉はヤンキース・J.ソト。米国メディアによると既に10球団以上が代理人と接触。大谷翔平の10年7億ドルに匹敵する攻防が予想されている。そのほかにはドジャースの4番・T.ヘルナンデス、W.ビューラー、ジャイアンツ・B.スネルなど大物の動向に注目が集まる。日本人選手の注目ナンバーワンは今シーズン途中アストロズに移籍し地区優勝に貢献した菊池雄星。巨人・菅野智之について米国情報サイトでは今シーズンの4倍となる年俸約18億2400万円と予想。そのほかポスティングシステムでの移籍を目指す中日・小笠原慎之介や、阪神・青柳晃洋の動向からも目が離せない。ロッテ・佐々木朗希はポスティングシステムに関して本人、チームからの発表がない中、現地報道ではJ.ソトに次ぐFAランキング2位に入っている。
今月開催される世界最高峰ストリートリーグの出場30選手がきょう発表された。オリンピックで連覇を果たした堀米雄斗らパリ五輪以降初めてとなる大会参戦が決定。ストリートリーグは2010年米国で設立され、賞金など世界最高峰のプロツアー。史上最多優勝を誇るのはパリ五輪銀の米国・ナイジャ・ヒューストン。堀米は「ストリートリーグは自分の小さい頃からの夢の大会だったので、こうやって滑れていることが今でも信じられないし、自分の憧れのスケーターたちと一緒に滑れることが楽しい」とコメント。2023年ストリートリーグは日本初上陸。堀米はユウトルネードを大会で初披露。ナインクラブと呼ばれ称賛される9点台をマーク。日本初開催で通算7度目の優勝。堀米が唯一獲得していないタイトルがストリートリーグのスーパークラウンという年間王決定戦。ブラジルで開催のスーパークラウンで初優勝するためにも東京大会で弾みをつけられるか注目。
UEFAチャンピオンズリーグ・第4節。セルティックvsライプツィヒ。セルティックの日本人選手3人が先発に揃い踏みしたなか、ひと際輝いたのが旗手。同点でむかえた前半アディショナルタイム、旗手のショートパスが逆転打に繋がった。続く後半27分には、旗手のチャンピオンズリーグでの初ゴール。明日のワールドカップアジア最終予選代表発表を前に結果を残した。
12月の全日本フィギュアスケート選手権出場選手が決定した。11年ぶりに出場する西日本選手権優勝の織田信成優勝し、全日本に2年ぶりに出場。東日本では島田麻央がジュニアカテゴリーでの優勝を25に伸ばし優勝した。全日本選手権3連覇・世界選手権3連覇の坂本花織が今季テーマに掲げたのは「CHANGE」。髪色を金に、3回転ルッツを2本にチェンジした。北京五輪銀メダルの鍵山優真。全日本フィギュア選手権は来月20日開幕。
人手不足に対応するためJR東日本は首都圏の主要な路線でワンマン運転を導入する。JR東日本によると、来年の春から車掌のいないワンマン運転を導入するのは、常磐線各駅停車の綾瀬−取手駅、南武線の川崎−立川の間。人手不足に対応するためで、首都圏の主要な路線でワンマン運転を導入するのは初めて。運転席に乗客の乗り降りを確認するモニターを設置し、輸送指令室から直接車内放送ができるシステムを導入するなどして安全性を確保するとしている。再来年の春には横浜・根岸線の一部区間で、その後2030年ごろまでに山手線や京浜東北・根岸線、中央・総武線の各駅停車、埼京・川越線でも導入を目指す。
社会や地域の課題解決の取り組みを称える第12回プラチナ大賞の表彰式が行われた。プラチナ大賞は、社会や地域の課題を新たな取り組みで解決している自治体や企業などを表彰し、社会モデルとして広げることを目的としている。大賞には大分県が選ばれた。全国で初めてアナログ規制の一括見直し条例を成立させるなど、デジタル化を推進したことが評価された。もう1つの大賞には、フランウッドと岡山県津山市が選出された。特許技術の活用などにより従来の10倍程度の森林収益を上げ、持続可能な森林経営モデルを構築した。
全国の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。