- 出演者
- 渕岡友美 首藤奈知子 佐藤公俊 道上美璃 打越裕樹
オープニング映像とあいさつ。
米国大統領選挙は共和党・トランプ氏の当選が確実となり、ふたたび大統領に就任することになった。トランプ氏は日本時間の昨日支持者の前に姿を現して勝利宣言をし、米国を再び偉大な国になるだろうと述べた。現在78歳のトランプ氏はバイデン氏と同じ年齢で大統領に就任することとなり米国史上最高齢の大統領となる。一方、複数の米国メディアはハリス副大統領がトランプ氏に電話をして祝意を述べるとともに、平和的な政権以降の重要性について話したと伝え、敗北を認めたとしている。
世界中のメディアがトランプ氏の勝利を報道。ロシアの軍事侵攻が続くウクライナでは、トランプ氏はウクライナを見捨てるかもしれないと懸念する声も。イランの脅威についてイスラエル・ネタニヤフ首相が6日電話会談をし、ネタニヤフ首相はトランプ氏を祝福したうえで、双方がイスラエルの安全保障のために協力したことで合意したという。一方、石破首相は日米同盟の維持強化に向けて個人的な信頼関係の構築を急ぎたいとして、できるだけ早期に会談する機会を設けることを調整している。また米国史上初の女性大統領を目指したハリス氏が敗れたことを受けて、女性や性的マイノリティーの議員を定員全体の50%以上にすることを目指しているFIFTYS PROJECT・能條桃子代表は女性には絶対に投票したくないということが1つの壁になったという分析が出ているとコメント。
トランプ氏の当選確実が伝えられたことを受けて、6日のニューヨーク株式市場では取引開始直後から買い注文が広がり、ダウ平均株価は一時1400ドルを超える大幅な上昇となった。背景には選挙戦でトランプ氏が掲げてきた減税策の実行によって企業の業績を押し上げることへの期待感や、規制緩和の恩恵を受けるとの思惑が広がっていることがあり、金融などの銘柄で上昇が目立っている。また外国為替市場では円相場が一時1ドル=154円台半ばまで値下がりし、約3か月ぶりの円安水準を更新した。ハリス氏はこのあと日本時間午前6時から首都ワシントンにある自らの出身大学で演説予定。
自民党はきのう税制調査会の幹部会合を開いた。この中では国民民主党が求める年収103万円の壁を見直し所得税基礎控除など178万円まで引き上げることや、トリガー条項の凍結解除なども議論を進めていくことを確認した。自民党としては衆議院で与党が過半数を割り込む中、来年度予算案の編成も見据え国民民主党と折り合える内容の税制改正大綱を年内にまとめたい考え。ただ自民党内には国民民主党の要求をすべて受け入れれば大幅な税収源になるなどの慎重意見もあることから接点を見出すための具体策が課題となる。一方国会では特別国会の召集が来週11日に迫る中、会期をどうするかで与野党がまだ合意に至っていない。また衆議院に17ある常任委員長の人事をめぐり、野党側が議院運営委員長や予算委員長を含めたより多くのポストを求めるのに対し、与党側は難色を示し、調整が続いている。自民党・宮沢税制調査会長のコメント。
UAゼンセンは、繊維流通サービス業などおよそ2200の組合でつくる産業別労働組合で、組合員190万人余りと連合の傘下で最も多く、中小企業や非正規雇用で働く人が多く加入している。きのう来年の春闘に向けた集会が開かれた。その上で、実質賃金の上昇を定着させ、人手不足へも対応するため、ベースアップ相当分として4%、定期昇給分を合わせると6%を基準とする賃上げを要求する方針を明らかにした。これは連合が掲げる5%以上を上回る水準。さらに、政府が最低賃金を大幅に引き上げる目標を掲げる中、非正規雇用で働く人については7%を目安とし、時給の引き上げ額としては80円を目安に、さらに上積みを求めるなどとしている。この方針は来年1月の中央委員会で正式に決まる予定。
青森・むつ市の中間貯蔵施設は、東京電力と日本原子力発電の原発から出る使用済み核燃料を、最長で50年保管する全国初の施設。ことし9月金属製の容器に入れられた使用済み核燃料69体が初めて運び込まれ、先月11日まで事業者のリサイクル燃料貯蔵による容器の安全性などを確認する検査が行われていた。きのう開かれた原子力規制委員会の会合では、事務局の原子力規制庁から、検査の内容を確認した結果、問題は確認されなかったことが報告され、事業開始の前提となる使用前確認証を交付することが決定された。リサイクル燃料貯蔵によると、その後、担当者が確認証を受け取り、正式に事業を開始したということだ。中間貯蔵施設を巡っては、保管期間が過ぎたあとの使用済み核燃料の搬出先が決まっていないことに、地元から懸念が示されている。
ワールドシリーズ第2戦でドジャース・大谷翔平選手は盗塁をしようとした際に手をつき、左肩を痛めた。このけがについてチームは当初関節が部分的に外れる「亜脱臼」と説明していたが、球団は5日「大谷選手の左肩は脱臼していて、ロサンゼルスの病院で、内視鏡による手術を受けた」と発表した。手術はこれまで2回大谷選手の右ひじの手術を担当した医師が執刀し、成功したという。リハビリに必要な期間などは明らかにされていないが、チームは「来年2月からのキャンプには、大谷が参加できる見込みだ」としている。
大リーグ各球団のゼネラルマネージャーが集まり、リーグ運営の改善点などを話し合うGMミーティング。プロ野球からの大リーグ入りを目指す巨人・菅野智之投手や、ロッテ・佐々木朗希投手など、注目選手の去就も話題となっている。
福岡県福津市にある福岡県立水産高校では人命救助や水中での工事など海で活躍する潜水士の育成に力を入れている。3年生の湊悠雅は海が好きな父親の勧めで入学。湊は津屋崎の海に潜ったことがきっかけで潜水士を目指すようになったという。この日湊たちはウニを取り始めた。近年津屋崎の海では海藻がなくなる磯谷家と呼ばれる現象が起きていて、その原因の一つがムラサキウニだという。ウニは中身が空っぽで売り物にならないため両者採らない。そのため湊はウニを自主的に駆除する取り組みを行っている。獲ったウニに海藻を与え、実入りをよくすることで食品として流通させることも狙い。湊は新しい自分を繰れた津屋崎の海なので、少しでも恩返しがしたいと話す。
為替と株の値動きを伝えた。
政府がコロナ禍と物価高騰を受けた緊急対策として、子育て世帯や低所得世帯に支給した令和4年度までの3年間に合わせて4兆4000億円余りの給付金について、会計検査院が調べたところ、申請が不要な「プッシュ型」支給の対象とならない世帯への周知にばらつきがあり、自治体によって受け取れた額に格差があったとみられることがわかった。会計検査院が16都道府県の114の自治体が行った1026の給付事業を抽出して調べたところ、広報誌やホームページなどで周知し、個別の通知は行わないなど、対応にばらつきがあった。こども家庭庁によりますと、例えば、子ども1人を育てているひとり親世帯では、3年間で最大25万円を受け取れていなかったおそれがあるという。
“ぼーっと”することを競う不思議な大会、「ぼーっとする大会」。大阪の予選を紹介。10年前に韓国で始まり、これまでにオランダや台湾など6つの地域と国で開かれた。日本での開催は去年に続いて2回目ことしは大阪と福岡でも初めて予選が開かれ徐々に広がりをみせている。大阪の参加者の声を紹介。お笑い芸人のパフォーマンスも行われた。優勝したのは、余部成。
北海道・北斗市では「くん炭」という肥料づくりが始まった。土に混ぜ込むことで野菜作りの肥料として使われる。北斗市開発燻炭組合・岡村栄士代表は「コスト削減に努めている」とコメント。
虐待や経済的事情で親と暮らせない子供はおよそ42000人に上る。国は里親制度を推進しているが2割ほどに留まっている。岐阜県で里親となった村瀬麻利子、孝弘夫妻と里子6人の子供たちの日常を負った。心がけているのは日常を味合わせてあげること。麻利子は「その子がなりたいと思っている道に力になってあげたい」とコメント。