埼玉県川口市から中継。柑橘類で直径約20~25cm、重さ2kg程度と柑橘類の中では最大級の「晩白柚」。晩白柚に水引を乗せるとお正月飾りにもなり、1ヶ月ほど床の間に飾ってから頂くことが多いという。切り開くとワタの厚みが大きく、実も大きい。ワタも砂糖漬けにして食べられるそう。斉藤さんは「ジューシーで、酸味があるけど上品で美味しい」などとコメント。晩白柚は1ヶ月ほど追熟しておくとより甘くなるという。川口市は植木の栽培が江戸時代から盛んだが、農家の高山さんの晩白柚は、更に川口の農業を盛り上げていく作物としても期待されている。川口市には「川口農業ブランド」制度があり、高山さんの晩白柚も推奨品に認定されている。ワタの部分まですべて使ったジャムやジャムを使って作られたようかんもある。その晩白柚ようかんは、白あんを使って晩白柚の黄色い色をきれいに出したという。これらは収穫とともに順次生産されて市内で販売される。