- 出演者
- 眞鍋かをり 織田信成 高橋茂雄(サバンナ) 細田佳央太 松村沙友理
パリのアレクサンドルさんはきんぴらごぼうが好きなフランス男性だ。きんぴらごぼうの発祥は江戸時代と言われていて、名前の由来は当時人気だった金平浄瑠璃の主人公の坂田金平。アレクサンドルさんは母親の影響で料理好きになったという。10年前、藤井まりさんのワークショップにも参加し、きんぴらごぼうに感動した。以来様々な日本料理を基礎から学び自費出版で日本料理の本を出した。また月に一度は日本の食材が売ってある店で買い物をしている。
オープニング映像。
パリの日本食品店でごぼうを買おうとしたが、無く、冷凍のものを買った。自宅に戻り早速調理を開始した。アレクサンドルさんのきんぴらごぼうをパリの人々に試食してもらい大好評だった。日本へアレクサンドルさんを招待し、2024年1月に来日した。アレクサンドルさんは、きんぴらに欠かせないごぼう・にんじん・ごま油を求め、愛知県美浜町へ向かった。にんじん農家の出口さんがアレクサンドルさんを受け入れてくれた。日本一の美味しいにんじんは粘土質の硬い土で育てられている。採れたてのにんじんを料理してもらった。かき揚げやきんぴらごぼうなどを作ってもらった。翌日、お土産ににんじんとにんじんジュースをもらった。アレクサンドルさんはフランスの調味料とお菓子を贈った。
続いては熊本県氷川町でごま油を製造する過程を見学しに行った。1947年創業の堀内醤油は植物油を作り続けている。中でもごま油はアジアのベストレストラン50に選出された店で使用されるなどしている。金ごま油を試食した。その後ごま油の製造の様子を見せてもらった。その後堀内さんの自宅へ行った。晩白柚を食べさせてもらい、きんぴらごぼうを作っているところを見せてもらった。今回はごぼうではなくてれんこんで作った。
その後もブロッコリーの天ぷらなどを食べた。
堀内さんはバニラアイスにごま油をかける食べ方をアレクサンドルさんに教えた。堀内さんは調味料などをアレクサンドルさんに渡し、アレクサンドルさんもフランスのお菓子を渡した。
続いて向かったのは佐賀県唐津市。ささき農園の佐々木さんはごぼうを作っている。通常のごぼうより6倍の太さがある。佐々木さんのごぼうできんぴらごぼう作りを見学した。
CM前に引き続き佐々木農家の特製きんぴらごぼうの作り方を見学し試食した。続いてごぼうを作っている農園を見学しに行った。ごぼうを掘り出す作業を実際に行った。
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- 唐津 ささき農園
ごぼうを放り出す作業を行った。ごぼう作りには砂地が良いとのことだ。続いて農家仲間の山崎さんが合流し作業を行い1時間で30本ほどのごぼうを収穫した。
アレクサンドルさんは続いてごぼうを作り出す農法について話を聞いた。ごぼうは4年の月日をかけて収穫されるという。そして自宅へ戻り、ごぼうを使った料理をごちそうになった。翌日、佐々木さん一家と唐津焼の陶芸家の土屋さんの元へ行った。器に興味を持ったアレクサンドルさんを案内してくれ、人生初の陶芸に挑戦した。別れの時、佐々木さんからごぼうなどをもらった。その後今回の集大成としてきんぴらごぼうを作った。
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- 唐津焼
チリ・サンティアゴのバイオリン奏者カミラさんは書道を行っている。今興味があるのが墨だ。カミラさんは書道の魅力を広めたいと1年前から書道教室を開講している。カミラさんを日本へ招待し2024年2月に来日した。
カミラさんは奈良市へ行った。奈良は国内シェア95%の日本最大の墨の産地である。
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- 奈良市(奈良)
カミラさんが尋ねたのは1805年創業の墨運堂だ。最初に墨の資料館を訪れ見学した。影林さんは固形墨の奥深さを感じてもらいたいと墨の試し磨りを行える場所へカミラさんを案内した。固形墨は2種類あるという。
カミラさんが実際に墨をすり感想を言うと影林さんは素晴らしいなどと言った。その後すった墨で書道を行った。その後大学生2人も合流し一緒に書道を行った。別れの時カミラさんは墨をもらった。
続いて東京で茂住さんに会った。茂住さんに書道の極意を教えてもらえることとなった。書道教室に着き、早速令和の文字などをカミラさんは書き、指導を受けた。続いて国立公文書館で貴重な資料を特別に見せてもらった。その後、サプライズで菅義偉さんとお会いして話をした。
錦光園は明治時代から続く墨工房だ。約40種類の墨の製造販売を行っている。伝統の墨作りを学ばせてもらい、実際に墨作りを体験した。お昼の時間にはたこ焼きを食べた。休憩が終わった後型入れを行った。カミラさんは難しいと感想を言った。
CM前に引き続き墨作りの仕上げ・灰乾燥の作業を手伝った。灰乾燥は灰を変えながら2周間~1か月ゆっくり水分を抜く。乾燥期間は1~2年だ。その夜。長野さんの家で夕食をいただいた。カミラさんはお礼に一家にバイオリンを披露した。
カミラさんがバイオリンを一家の前で披露した。翌日、カミラさんは長野さんの木型を作っている人について訊ねると長野さんは作っている職人さんがいる、よかったらお会いしたらいいなどと言った。カミラさんは日本でただ1人と言われる木型職人・中村雅峯さんと弟子の平沼さの元へ行った。木型の見本帳を見せてもらった。中村さんは木型職人を一子相伝で受け継いできた七代目である。現在作っているのが千字文という型だ。実際に作っている現場を見せてもらった。
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- 黄綬褒章
細田くんはバスケットボールを見ることにハマっていると話した。松村さんはゴルフにハマっているという。
中村さんに息子がいるが職人の道には進まなかった。そんな時に門を叩いたのが平沼さんだ。平沼さんは横浜から移住し伝統産業に携わりたいと考えていたところ中村さんの技に触れ弟子入りを志願したという。中村さんは八代目を譲りたいと言った。別れの時、カミラさんはチリのワインと漢字を書いた半紙を渡した。長野さんはお面の墨などをお土産に渡した。
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- 横浜(神奈川)