- 出演者
- 眞鍋かをり 織田信成 高橋茂雄(サバンナ) 一ノ瀬颯 白河れい
ドイツ・ボーフムのおでん好きのザーラさんは彼氏と二人暮らし。大学生の頃に和食を作り始めたザーラさんはニッポンのおでんはまだ食べたことがない。作り方は独学、豆腐からがんもどきを作り、大根を面取りした。そんな彼女をニッポンにご招待。
ザーラさんは日本のおでんを食べたことがない。ザーラさんは田端銀座商店街の佃忠かまぼこ店で人気のさつま揚げを食べた。ザーラさんは「とても美味しい!」などと話した。佃忠蒲鉾店は今も家族で元気に営業している。
東京・新橋のミシュランガイド東京ビブグルマン掲載のおでん 新橋 かま田を訪れた。かま田では出汁を具材によって変える。ザーラさんは調理工程を見学。出汁のベースは真昆布。本枯れ節のダシは84℃の鍋にいれる。1000ccに対し15gで4分煮込む。まぐろ節は沸騰した鍋で8分、荒節は1分煮込む。こうして3種類のダシが完成。ダシをあわせ塩などで味付け。みりんをつかわないことはザーラさんにとって新発見。はんぺんはダシに8時間漬け込み、青首大根を厚めにむき荒節のダシで煮る。卵は24時間漬け込む。かま田では具材は食べる前に器に盛り付け。ザーラさんができたおでんを試食した。
ザラさんは、名古屋へ味噌おでんを食べに行く。行ったのは昭和24年創業の「どて焼き 島正」。このあと完成までに10日かかるという絶品大根を紹介。
名古屋のどて焼き 島正で八丁味噌が染み込むあっさり味のおでんを味わった。味噌おでんは名古屋ではお店で食べるもの。大根は3~4日水を変えながら浸し、特製の味噌ダシで1週間煮込む。10日で完成する。
リトアニアにいるサメさんは村上春樹の大ファン。5歳のときに始めた合気道がきっかけで日本に興味を持ったという。11歳から日本語を勉強していて大好きな日本のものがどんぶりもの。中でも親子丼が好きだという。親子丼は玉ひでで考案された。
サメさんは鳥つね自然洞で親子丼を学んだ。鳥つね自然洞では比内地鶏と名古屋コーチンを契約農家から毎日直送してもらっているという。特上親子丼を食べてサメさんは、全てが完璧であると味を絶賛した。親子丼作りに挑戦したが、具をうまく丼の上に乗せることができなかった。その後、サメさんには靴下がプレゼントされた。サメさんは感謝の気持ちを込めて手紙を贈った。また鳥つね自然洞の佐々木さんからは愛用の親子鍋がサメさんに贈られた。
2019年サメさんを再訪問すると親子丼のレシピをキレイにまとめていた。帰国してからもお土産にもらった鍋で毎日のように親子丼を作っているという。サメさんは11歳からカウナス美術学校に通っている。サメさんは「第二の故郷になってきたと思います」などと話した。サラさんは現在ダラム大学に留学していて精神科医を目指して勉強中。
クリストファーさんが紹介された。クリストファーさんは日本の味噌汁が好きで、日本に招待されることとなった。味噌汁は鎌倉時代に誕生し、江戸時代には庶民が飲み始めた。1日3杯飲めば胃がんによる死亡率が低下するという(国立がんセンター研究所調べ)。また糖尿病の予防に有効である可能性があるという(山形大学医学部附属病院第三内科グループ調べ)。
クリストファーさんは島根県松江市にある「やまいち」を訪れた。島根県はしじみの漁獲量が全国1位となっている。宍道湖のしじみは内臓が発達しているという。
クリストファーさんはしじみ漁師と一緒に宍道湖に向かった。宍道湖のしじみ漁師は約300人おり、乱獲を防ぐために漁は4日、1日4時間までとなっている。クリストファーさんは獲ったしじみの選別作業を見学した。漁師は生きているしじみと死んでいるしじみを振り分ける際には音で判断しているという。しじみの炊き込みご飯を味わい、濃厚で美味しいと味を絶賛した。また漁師の仕事に感動したことを語った。
クリストファーさんは枡形を訪れた。枡形はとん汁が名物となっており、クリストファーさんは店自慢のとん汁を味わった。特別にとん汁の作り方を教えてもらうこととなった。使用するのは真昆布で、その後に豚骨を加えていく。さらに鶏ガラも大量に入れて煮込んでいた。休憩時間になるとクリストファーさんはお味噌汁を味わった。
桝形を再び訪ねると栗倉さんは「色んなところから来店頂きました」などと話した。客の目当てはとん汁。作り方は7年前と同じであった。また店ではとん汁を自宅で食べたいという声が増加し瞬間冷凍機を導入した。具材が劣化しないという。2月からとん汁を通販で販売するという。
栗倉浩二さんは、店に来た人に温かい豚汁を提供するため、豚汁の自動販売機を設置したという。
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クリストファーさんは京都を巡り志る幸を訪れた。志る幸では具は10種類以上用意しており、味噌は白、赤、合わせの3種類から選ぶことができる。クリストファーさんはじゅんさいの赤だしを味わい、味を絶賛した。
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