更年期障害は女性ホルモンの減少により、めまいや動機などの症状が現れ、仕事のパフォーマンス低下や離職にもつながるおそれがある。清永真理子さん(56)は47歳の時から「更年期障害」に悩まされてきたという。更年期は一般的に閉経の前後5年間を合わせた10年間を指す。経済産業省によると、女性の「更年期障害」による経済損失は1.9兆円にのぼるという。ドラッグストアなどを運営する佐賀市の企業「ミズ」は、更年期の悩みを送れば医師などからアドバイスがもらえる取り組みを今月から始めた。男女・健康課題の悩みを問わずに対応する。利用した50代の女性社員は「何も気にせずに相談できるので助かっています」と語った。去年9月に社内でアンケートを実施。回答があった社員・スタッフの25%が更年期の不調を訴え、従来の6割までパフォーマンスが低下することがわかった。この取り組みは佐賀県の「フェムケアSAGA事業」の一環で実施されている。県内6つの企業で「生理痛体験」「毛髪ホルモン検査」などを実施。更年期のキャリアコーチとして企業をサポートしている清永さんは「本人も人事側も気づいていないケースがある。知られていないことが対策が遅れている理由と感じている」と語った。
