フォーミュラEの世界選手権が東京・有明で行われた。電気自動車のF1とも呼ばれるフォーミュラEは最高速度320km/h 、CO2の排出量ゼロで騒音も少なく、世界の都市部で行われている新時代のレース。またファンビレッジではレーサー気分を味わえる。レースは前線の停滞で朝から雨が降りしきり予選がキャンセル。フリー走行のタイム順で決勝のスタートグリッドが決まった。レースが動いたのは12周目、去年の東京レース勝者のギュンターがマシントラブルで赤旗に。レースは一時中断となるが、この赤旗が功を奏したマセラティのバンドーンで、赤旗が出る2周前にいち早くピットブーストを使用。一時最下位に沈んでいたが再スタートでタイム差がなくなり、アタックモードなどを駆使して逆転で逃げ切りに成功した。