太平洋戦争中、多くの学生らが戦場に送られた学徒出陣の壮行会が行われてから80年。きょう東京・国立競技場で追悼会が開かれた。80年前の壮行会に専修大学の旗手として参加した川島さんは卒業直後、陸軍の予備士官学校に入校し、その後部隊に配属された。実際に戦地に送られた保倉さんは当時、早稲田大学の1年生だった。米軍機から機銃掃射を受けたという。戦後、保倉さんはアメリカ・イギリスの会社で働きながら異文化交流にも励んできた。東京大学4年生の岡さんは去年、大学の授業をキッカケに学徒出陣に関心を持った。岡さんは有楽町で開かれている学徒出陣の企画展にスタッフとして携わっている。